文字サイズ

【総合監修】神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科 部長 坂井 信幸 先生
    【監修】先端医療センター病院 脳内管内治療科 医長 坂井 千秋 先生


くも膜下出血とは【2】

症状

頭痛
くも膜下出血になると、頭痛が現れます。それまで経験したことがないような頭痛が突然起こり、数日にわたって続くこともあります。よく「ハンマーで叩かれたよう」とか「頭の中で爆発が起きたよう」と表現されるような猛烈な頭痛がほとんどですが、出血が軽いと、さほど頭痛を感じないか、軽くすむこともあります。
意識障害
意識がもうろうとしたり、意識がなくなってしまったり、さまざまな意識障害がみられます。
吐き気、嘔吐
頭痛と同時に、吐き気を感じたり、嘔吐することがあります。意識がなくなっても、嘔吐することがあります。

以上のような症状が突然起こったら、
すぐに、救急車を呼んで医療機関を受診する必要があります。

もし1回目の発作が軽くとも、
その日のうちに再び出血することがありますので注意が必要です。

ページトップへ


ページトップへ

テルモは、グループ会社のMicroVention社と共に、くも膜下出血の予防に取り組んでいます。